差別の秘密。

近年日本でもヘイトスピーチなるものが話題になっています。関連してレッテルや決め付けが横行しています。これらの秘密を探るブログです。

3.悪口は攻撃に発展する[1]悪口とは?

そもそも悪口とは何のためにあるのでしょう?

 

世界中に古来から普遍的にあることから、何らかの必要性もあるのだと思われます。

もっとも単純な原点を求めるなら、悪口は威嚇行動ではないでしょうか?

 

威嚇行動と言うのは、攻撃行動と似てますが違います。

攻撃行動は、目や耳の感覚が研ぎ澄まされ、心肺機能が高まり、四股に血液が送られ、いつでも動ける準備が伴います。

ところが、威嚇行動は、逆に、顔を赤らめたり大きな声を出しますが、心肺機能は普通通りで四股にも血液が行き渡りません。

これは、互いが喧嘩して怪我を負うと生き延び難くなるので、体や声の大きさで威嚇し合うだけで、争い避けれるなら避けようとした知恵だと思われます。

 

悪口は、言語を伴うのでただの威嚇よりは複雑な様相がありますが、原点は威嚇にあると推測できます。

また、差別での憎悪表現は、主に対象者を黙らせたり排除しようとする傾向の言葉ですから、悪口の中でも威嚇に親和性がありそうです。

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